7日目、折り返し地点

少々長文ですが、災害対策への思いを書いています。

今日はちょうど選挙戦の折り返しです。

約一週間地元を選挙カーや自転車で周って思うこと。

この地域は、川幅日本一の荒川をはじめ、たくさんの中小河川が流れています。

当たり前のように生活の一部になっている景色ですが、

近年激甚化する気象災害を前にすると、これらの川の一つ一つが、我々の地域社会や住民の脅威となっていないのかと考えざるを得ません。

台風19号の際には、選挙区内の数か所で越水などの被害も実際に発生しました。

こういった水害に対して、住民一人ひとりができることは、早めの避難など本当に限られています。

堤防をつくったり、川の流れを整備したり、そういった治水によって住民を守ることは政治の責任です。

伊奈町に名を遺す伊奈忠次公はその最たる方だと思いますが、

古来よりきちんと治水を行う政治家は、名君と呼ばれる方も多いです。

台風の通り道にある日本において、それくらい治水は重要な政治テーマなのです。

私も、それを肝に銘じて政治活動をしてきました。

この自然災害が増加し、また激甚化している時代において、

あなたのお子さんや、お孫さん、地域で笑顔で挨拶をくれる子どもたち。

今と未来を生きるすべての人が、将来に渡り安全に生きていくためにも、長期的な目線での災害対策は必須になっています。

内閣府副大臣の時に、防災・減災・国土強靭化を担当し、

「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」を取りまとめました。

災害から国民の生命と暮らし・財産を守る対策を整理していくと、

やるべきことは本当にたくさんあって、123項目にも及びました。

約15兆円にも及ぶ大きな計画になりました。

省庁横断で、これだけ徹底的に災害対策を整理したことで、日本の防災・減災政策の大きな流れをつくることに貢献できたのではないかと思っています。

無責任にも、八ッ場ダムの工事を中止して国民の命を危険にさらすような政権には二度と戻してはいけません。

あの民主党政権時代。私は落選・浪人中でした。

国政において、治水・災害対策の重要性を訴えることができなかった危機感。

埼玉六区の国会議員として、治水の重要性を訴える議員がいなかったことの無念と怒り。

私は、絶対に負けられません。

災害から、国民の命と財産を守るのは自民党・公明党の政権しかありません。